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薬剤部門

部門長挨拶

当部門は、薬剤師18名と事務員3名が調剤・注射薬個別セット・製剤・医薬品情報提供・服薬指導・抗がん剤ミキシング・医薬品管理など多くの業務を行い患者さんに「有効かつ安全な薬物療法」が提供できるように努めています。
また、医療環境が高度化・複雑化していく中にあって「チーム医療」が不可欠であります。感染制御チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、医療安全など多方面でチーム医療の一員として病院内の医薬品のあらゆる問題に責任をもって参加しています。
患者さん中心の医療を実現するために病棟に専任の薬剤師を常駐しています。患者さんをはじめ医師・看護師、他の医療スタッフから求められる部門として位置づけられるように一丸となり、「見える薬剤師」としてより一層努力していきたいと考えています。
最後に、薬に対する疑問がありましたらに気軽に相談してください。部門員一同笑顔で対応させていただきます。

医療技術部 薬剤部門 薬剤科長
眞原 達男


薬剤部門の理念

医療の担い手として、薬物治療における有効性・安全性に責任を持ち、
患者の信頼にこたえ、専門性を活かしたチーム医療に貢献する

スタッフ紹介

私たちは、“薬を通じて患者さんの健康管理のお手伝い”をさせていただきます。薬の事でわからない事、心配なこと、ご不明な点などお気軽に薬局窓口までご相談ください。

研究施設認定

□研修施設 日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師制度研修施設
□受入施設 薬学教育協議会 薬学生実務実習

◆指導・専門・認定薬剤師(201912月現在)

博士(薬学) 2名
日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 生涯研修認定 5名
日本静脈経腸栄養学会 NST専門療養士 3名
日本アンチ・ドーピング機構 公認スポーツファーマシスト 1名
薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 3名
薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 5名
日本医療情報学会・全日本病院協会 医療安全管理者 1名
日本サプリメントアドバイザー認定機構 サプリメントアドバイザー 1名

 

部門紹介

調剤室

当院は、電子カルテと連動した調剤支援システムを活用し、調剤の効率化と正確性を高めた調剤を行っています。外来処方は、医薬分業推進のため、原則として院外処方となり、主に入院患者さんの内服・外用薬の調剤が中心となります。入院処方は一包化調剤を基本としています。
外来患者さんに対しては、インスリン製剤をはじめ成長ホルモン製剤等の各種自己注射製剤の自己注射指導を行い、正しい使い方の習得を図っています。また、イキサゾミブ、ポマリドミド等の化学療法においては、投与量・投与間隔を十分確認し内服指導を行いアドヒアランス向上に努めています。
多職種との連携を図り、薬物療法の有効性と安全性の向上に取り組んでいます。

 

注射薬管理室

入院患者さんの注射薬は、投与量・投与速度・投与方法・投与期間・配合変化・禁忌など薬学的観点に重点を置いて処方監査を行い、1回毎に個人トレーにセットしています。 また、中心静脈栄養剤調製(TPN)は、クリーンルーム・クリーンベンチを用いた無菌的環境下で行っています。 がん治療に使用される化学療法剤は、安全キャビネットで投与直前に無菌的に混合して、外来および入院患者さんに提供しています。化学療法では、薬剤部門で予め処方内容を全て確認し、レジメンとして登録することで安全で有効な治療ができるように管理しています。 院内製剤については、各種文献や学会発表等をもとに、安全性・有効性を検討した上で調製を行っています。

医薬品情報室
厚生労働省などの公的機関や製薬会社、書籍などから医薬品に関する最新情報を収集し、医師、看護師など、医療スタッフに対して情報提供を行っています。
・『院内スタッフに』 DIニュースにて定期的に、医薬品・医療機器等安全性情報(厚生労働省発行)及び製薬会社からの情報を収集し重大な副作用を中心に情報提供を行っています。
・『患者さんに』 「おくすり百科」(パンフレット)を作成し、患者さんへおくすりの飲み方・使い方など情報提供を行っています。
服薬指導室
当薬剤部門では平成6年から薬剤管理指導業務を実施しています。 入院患者さんにベッドサイドで、処方されている医薬品に関する情報提供を行い、患者さんが正確に安心して薬をのめるように指導・説明しています。  副作用・相互作用(飲み合わせ)をチェックし患者さんから得られた情報を収集し薬学的に評価・分析したものを医師・看護師に提供して、薬物療法の効果がより高まるよう支援しています。 患者さんの入院時には薬歴を確認し、アレルギー歴や副作用歴をチェックするとともに、患者さんが持参した薬を鑑別し院内での処方薬との重複や相互作用もチェックしています。 退院時には患者さんが家に帰ってからも安心して薬をのめるよう、ご家族もご一緒に飲み方や保管方法などきめ細かく説明しております。また、お薬手帳への記入にて、薬薬連携をおこないます。
病棟薬剤業務
平成29年7月から病棟薬剤業務を実施しています。

病棟薬剤業務とは、薬剤師が病棟に常駐し、医師や看護師など他の医療スタッフの業務負担を軽減するとともに、安全でより良い薬物療法ができるように努める業務です。従来の薬剤管理指導は主に患者さんに薬が投与された後に行いますが、病棟薬剤業務は患者さんに薬が投与される前に行います。薬剤が適正かつ有効に使用されるような環境づくりを進めています。
・病棟に常備してある薬品の管理を行います。
・病棟で患者さんに処方された薬の確認や準備をしたり、投与前に薬の効果や副作用初期症状などについて詳しく説明を行うようにしています。
・注射剤の流量・投与量の計算をしたり、点滴速度などの確認のために、点滴ポンプの設定の確認も行います。
・病棟や診療科別に、カンファレンスに参加し、患者の状態、治療方針など情報の共有化を行っています。
・他の医療スタッフへの情報提供などを行い、他職種からの質問や相談に対応します。


〈持参薬鑑別報告〉
持参薬を鑑別して、報告書を作成します。お薬手帳を活用し、服薬状況、アレルギー、副作用なども確認し、薬歴を把握します。また、持参薬の代替え処方する場合は、同成分、同薬効などへの切り替えの情報提供をしています。
〈TDM〉
主にバンコマイシン注の投与設計を医師に提供しています。専用ソフトを用いて、初期設定や実際のトラフ値を用いた、連続投与の血中濃度を推定し、投与している用法・用量が適当なのか、設定を変更した方が良いのかなどの情報を提供しています。 〈内服薬セット〉 与薬カート車を用いて、患者ごとに服用時間別に内服薬をセットしています。基本的に、週1回定期処方や継続中の持参薬をセットします。臨時薬は日々追加セットを行います。
〈ポリファーマシー〉
ポリファーマシーは明確な定義はないものの、複数(6剤以上)の薬を併用していることを指し、特に高齢者の多剤投与による有害事象が問題となっています。当院では、入院することが服薬の確認、整理をする良い機会ととらえ、「ポリファーマシー対策チーム」(総合診療科医師、主治医、病棟薬剤師)が有害事象を減らすことを目的に活動しています。

チーム医療

〇AST(抗菌薬適正使用支援チーム)
AST(Antimicrobial Stewardship Team)「抗菌薬適正使用支援チーム」とは抗菌薬を正しく使う手助けをするチームを意味します。メンバーは医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師からなります。 ASTは、抗菌薬の不適切な使用や長期間にわたる投与が、抗菌薬が効かない耐性菌の出現あるいは蔓延させる原因となりうるため、患者さんへの抗菌薬の使用や検査について適切に管理・支援するためのチームです。  
当院では、主に以下の業務を実施及び関与しています。
●週1回の抗菌薬ラウンドによる広域抗菌薬のモニタリングおよび長期間使用患者への診療支援
●届出制および許可制抗菌薬の使用状況のモニタリング
●各種培養診断結果を元にした診療支援
●抗菌薬使用量・使用日数、AUDなどの定期的な評価
●抗菌薬使用指針の作成およびアップデート
●抗菌薬適正使用推進のための教育・啓発
●他施設との抗菌薬適正使用の情報共有と連携

 

〇ICT(感染制御チーム)

 感染症は、他の人に伝播・伝染するという特徴があります。病院には、免疫力が低下した人や、高齢者など感染症にかかりやすい患者さんが多くいます。さらには、患者の家族や、われわれ職員の医療関連感染を防ぐことは、重要な課題です。

ICT(Infection Control Team)で薬剤師は、院内感染の予防対策として行っているICTラウンドに参加し、医薬品管理状況のチェックや院内の環境整備の監視・指導を定期的に行っています。

グループ活動にも参加し、他職種の方と、ATP測定器を用いての院内環境チェックなどを行ったりしています。

 また、週1回ICTのコアメンバーによる病棟の抜き打ちラウンドも行っております。

 

 

〇NST(栄養サポートチーム)

NSTとは、nutrition support team とのことで、栄養サポートチームのことです。

当院では医師、薬剤師、看護師、栄養士、リハビリテーション、臨床検査技師で構成されています。全患者対象にスクーリング栄養評価をおこない、栄養障害が認められれば、NST介入をおこないます。週1回の回診にて、患者の現状を把握し、改善案を検討します。

薬剤師として、回診前に、静脈栄養・経腸栄養(医薬品)からの摂取カロリーの計算、摂食嚥下機能に影響を及ぼす薬剤や食欲低下のある薬剤がないかを確認して、電子カルテ内のチーム共有シートにコメントなどを入力します。また、NST委員や全職員向けの勉強会を開くこともあります。病棟での簡易懸濁法のアドバイスもおこないます。

 

 

〇DST(認知症サポートチーム)

認知症サポートチーム(Dementia Support Team)は、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、医療ソーシャルワーカーから構成されたメンバーで活動しています。

各病棟から認知症患者さんやせん妄患者さんに対する相談を受け、適切な予防や初期介入、ケアについて提案を行なっています。

薬剤師は回診前に、対象患者の処方薬を把握し、減量・中止・変更可能な薬剤を検討し、回診時に医師に提案しております。

 

 

〇PCT(緩和ケアチーム)

緩和ケア認定看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーでそれぞれの職能を活かした緩和ケアチーム(PCT)を結成し、週に1回、回診およびカンファレンスを行っています。その中で、薬剤師は疼痛緩和や各種症状に対する薬物療法の処方提案、医療スタッフへの医薬品情報提供、薬物適正使用のための教育活動を行っています。

 

 

〇糖尿病教室

 一般の市民を対象とした市民公開講座として医師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士が糖尿病の治療や合併症、療養に役立つ知識を講義形式で年2回開催しています。薬剤師は薬の作用機序といった難しい講義ではなく、シックデイルールや災害時の対応、薬にかかわるお金の話など様々なテーマで情報を提供しています。

 

 

〇乳がん教室

 年に3回開催しています。

乳がん患者・家族向けに医師、薬剤師、看護師、栄養士、ソーシャルワーカーが持ち回りで乳がんにまつわる様々な情報を提供しています。薬剤師の回では、ホルモン療法や抗がん薬による薬物治療について触れています。

また、おしゃべりタイムを設けており、日常での悩みや不安を相談できる場として好評を得ています。

新人研修について

屋根瓦式の教育体制をとっており、新人薬剤師の成長をサポートしています。 新人薬剤師は入職後6か月間、調剤室・注射室で主に調剤業務の研修を行います。日・当直業務が行えるように研修期間内に業務を習得します。チェックリストを用いて習得度の確認をしていきます。その間に調剤・注射・DI・病棟業務、チーム医療等の講義を受けて、業務全般についての知識を得ます。 また、社会人としてのマナー、医療人としての心構えといった調剤業務以外の様々な知識を講義等によって身につけていきます。  毎月報告会を行い研修状況の確認・アドバイスを受けます。
図 新人教育体制
メンター:新人の教育者として悩み等の相談相手となる(生活面、精神面のサポート)
プリセプター:研修プログラムの遂行支援、メンターの取りまとめ・フォローを行う。

図 研修スケジュール

薬学生の実務実習について

薬学生の実務実習(連絡事項や心構え、実習内容など)についてはこちらをご覧下さい。

業務実績

調剤業務
外来院内処方箋 入院処方箋 院外処方箋 院外処方箋率
H30(2018)年度 1,367枚 61,526枚 83,661枚 98.40%
H29(2017)年度 1,266枚 54,387枚 82,525枚 98.50%
H28(2016)年度 1,152枚 51,580枚 81,515枚 98.60%

注射業務
処方件数 製剤作成件数 無菌調製件数
(TPN)
無菌調製件数
(その他)
H30(2018)年度 240,943枚 562枚 67枚 51件
H29(2017)年度 226,697件 551件 0件 57件
H28(2016)年度 207,592件 545件 0件 45件

化学療法室
外来処方箋 入院処方箋 調製件数
(抗がん薬)
調製件数
(その他)
H30(2018)年度 1,214枚 104枚 2,582件 1,451件
H29(2017)年度 1,126枚 70枚 2,193件 1,187件
H28(2016)年度 1,424枚 150枚 3,123件 1,995件

薬剤管理指導
指導件数 退院指導件数 持参薬鑑別件数
H30(2018)年度 11,588件 3,141件 7,369件
H29(2017)年度 9,134件 2,403件 5,803件
H28(2016)年度 1,0402件 2,267件 5,637件

◆見学のご案内

・薬剤師と薬学生を対象に病院見学を随時行っております。
・見学を希望される方は、1週間前までに病院代表までお電話でご連絡下さい。
担当:薬剤科長 眞原

おくすり百科(パンフレット)紹介

お薬ののみ方・使い方シリーズ
第1回 小児へののませ方
第2回 小児の解熱剤の使い方
第3回 点眼薬・眼軟膏の使い方
第4回 点耳薬・点鼻薬の使い方
第5
ぬりぐすりの使い方
第6回 薬の服用時間
第7回 シップ剤の使い方・保存法
第8回 坐薬の使い方

院外処方せんの疑義照会について

2018年10月15日(月)より院外処方せんFAXによる疑義照会について、紹介用様式をダウンロードできるようになりました。調剤薬局の方で疑義照会の際はこちらの用紙をご利用ください。
ダウンロードはこちら

疑義照会用FAX番号:0285-36-0360

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