充実の教育・研修

認定看護管理者 折笠 清美(看護部長)

2012年~2013年にかけて、埼玉県看護協会主催のサードレベルに通学し、2013年5月の認定試験に無事合格することが出来ました。
看護部長をしながら、その当時父の介護をしながらの通学でした。
朝6時前に父の介護をし、病院に行きマネージメントし、電車に飛び乗り看護協会へ。
夕方終了したら、また病院に戻り1日の報告を聞いて、家に帰りレポートを書き、父の介護をするという状況が続きました。
父の容態が悪化し入院、一晩付き添いをしながら研修に行くこともありました。父は、修了式の2週間後に亡くなりました。
一見かなりハードに思えますが、過ぎてみるとアッと言う間でしたし、その時にできた仲間は私の宝です。
今は、とても良い思い出です。状況が整ったら勉強しようというのは、多分出来ないのだと思います。
いつやるの? 「今でしょ!」

認定看護管理者 関根 照代(看護副部長)

私は、看護副部長として総務・経営・人材育成を担当しています。
現在医療を取り巻く環境は、院内完結型から地域完結型へと変容し、また急速な少子高齢化が進んでいます。そのような環境の中、医療者に求められるものは多様化しています。その変化に遅れることなく、その時代に即した看護が提供できるような取り組みを行っていきたいと思います。看護の視点から他部門と協力して、医療サービス全体の質を改善し推進していきたいと考えています。
また、看護職員一人ひとりが自ら学ぶ姿勢をもち、成長していける体制を整え、自らキャリアデザインすることができるよう支援していきたいと思います。職員一人ひとりを大切にして、やりがいをもって働くことができる、魅力ある看護部を目指したいと思います。

がん化学療法看護認定看護師 寺門 裕子

現在、日本人の2人に1人が罹患すると言われている「がん」ですが、がん治療の1つであるがん化学療法は、「つらい…」ものと考えられています。
私は、外来での告知の後、不安を抱えながら治療を始める患者さんやその家族が、病気と向き合い、適切な治療が受けられるよう、患者さんや家族への支援を中心に活動をしています。また、当院でのがん化学療法に対する質の高い看護が提供できることを目指し、勉強会の開催や看護スタッフからの相談に対応しています。 
いつでも声をかけてくださいね、一緒に解決していきましょう!
私たち、看護師のスペシャリティは、患者さんの治療だけではなく、生活を含めたトータルコーディネートをしながら支援できる力だと思います。その力を発揮しながら、患者さん自身が納得のいく治療選択ができるよう、また、選択した治療が安全・安楽、そして確実に行えるよう、治療導入前から治療中、治療終了後へと長期にわたった支援を今後も行っていきたいです。

乳がん看護認定看護師 鈴木 孝枝

乳がんは、女性の臓器別がん罹患率の第1位です。乳がんの治療は、手術療法・放射線療法・薬物療法が基本で、個々によって治療内容が違います。患者さんは乳がんと診断されてショックな中、治療方針を決定しなくてはなりません。
また、世間には多くの情報が流出しており、参考や励みになる反面、混乱することもあります。
そこで、私は、必要な時に必要な情報を提供し、治療に伴う有害事象の症状緩和に向けて、患者さんが安心して治療や生活が送れるように支援しています。
また、乳がん患者さんの多くは、家庭や職場において様々な役割を担っています。家事や育児、仕事、社会活動をしながら、治療を継続できるように、患者さんに寄り添い共に考え、少しでも不安が解消できればと思います。
よりよい療養生活が送れるように、患者さんが乳がんと共に生きていくお手伝いをしていきたいと思います。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 大出 悦子

脳卒中患者の予後の特徴は、社会復帰に支障をきたし、「その人らしい生活」を送ることが困難なケースが多いことにあります。そんな中、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師は、入院時から患者さんの予後を予測し、早期からリハビリテーションに介入し、生活の再構築ができるよう支援していきます。
また、再発防止に向けての指導や、一次予防に対する活動も院内・院外問わず行っていきます。
しかし、1人で活動するにも限界があります。病院スタッフとの協働作業により、1+1=3以上にし、患者さんに還元していきたいと思っています。

摂食嚥下(せっしょくえんげ)障害看護認定看護師 中田 律子

「嚥下(えんげ)」とは、水分や食物を飲み込み胃へ送り込むことを言います。
普段、私たちは当たり前のように口から食物を摂取し、栄養を補給しています。しかし、何かしらの疾患や加齢の影響などが原因で、口から食べることが困難となることがあります。これを、摂食嚥下障害といいます。摂食嚥下障害は、口から食べられなくなることで、低栄養や脱水を招いたり、嚥下障害により誤嚥性肺炎や窒息を引き起こすリスクがあります。そのような患者さんに対し、どのようにしたら安全に口から食べることができるかということを考え、看護スタッフや多職種スタッフと協力しあって、援助しています。
口から食べるという行為は、身体的にも精神的にも大きな意味を持っています。楽しく、美味しく、安全に食事ができるよう、患者さんや家族の方への「食」の支援をこれからも行っていきたいと思っています。

感染管理認定看護師 渡辺 明美

 院内には、様々な背景要因を持たれた患者さんが入院され、治療・検査・処置等により、容易に感染する状況下に置かれています。入院によって新たに感染症を発症することは、本来の必要のない治療をすることになり、患者さんに大きな不利益をもたらします。また、医療関連感染は、患者さんのみならず、職員をはじめすべての人々が対象となります。
 感染管理認定看護師として2010年に資格取得し、2015年第1回目の更新審査を受審し、無事合格しました。ファーストステージは無我夢中でしたが、これからは新病院でのセカンドステージが始まります。感染対策は、地道にコツコツみなさんと一緒に行なう活動ですので、ご理解とご協力をお願いします。

業務内容は以下の通りです。
・院内感染防止対策マニュアルの作成
・サーベランス(感染症発生状況の調査)
・院内ラウンド
・耐性菌防止のための抗菌薬ラウンド
・職員教育、啓発
・広報活動
・地域連携

認知症看護認定看護師 青木 千江美

超高齢社会が始まっている我が国、2020年には、認知症の高齢者が420万人にのぼると言われています。認知症は以前「ボケ」という言葉で語られていましたが、現在は一つの病気であり、本人の意思を尊重した看護や治療がされています。認知症は、決して他人事ではなく年をとれば誰にでも起こり得る身近な病気です。そして認知症のある人にとってご家族や身近な人の介護がとても大切になってきます。
認知症のある人は、急な発熱や持病の悪化などから、認知症の症状が悪化したり、入院することで不安や混乱を招いてしまうことが多くあり、 一人ひとりにあった看護ケアが必要になってきます。そのため認知症のある人やご家族が安心して入院できるような看護を提供できるよう院内の認知症看護の教育と実践に力を入れております。
また、もの忘れ外来では、認知症の症状でお悩みの方や、介護でお悩みのご家族の方の相談もお受けしております。

緩和ケア認定看護師 栃木 由恵

2013年に、緩和ケア認定看護師の資格を取得し、現在は、がんの患者さんやそのご家族を中心に身体や心のつらさを和らげる支援をしています。痛みや息苦しさなどの、様々な身体の苦痛を緩和するだけでなく、治療の選択への迷いや治療に取り組む気持ち、これからの不安などに対し、「心のケア」も同時に行っていくのが緩和ケアです。
これからも、医師や看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなどの専門職と連携し、患者さんやご家族一人ひとりの思いを大切にしながら、パートナーとして寄り添い、大切な時間を過ごしていただけるよう、支援していきたいと思います。
今後は、院内で2人目の緩和ケア認定看護師と一緒に、研修や活動を通して、院内・地域の緩和ケアの質の向上を目指していきたいと考えています。

緩和ケア認定看護師 渡邊 佳代

私は、2015年に緩和ケア認定看護師の資格を取得し、院内では2人目の緩和ケア認定看護師となりました。緩和ケアは、がんと診断された時から、患者が亡くなった後のグリーフケアまでとされています。だからこそ診断・治療の過程から、継続的なケアが提供できる一般急性期病院での緩和ケア認定看護師の役割は大きいと思います。
現在、認定看護師としての活動は、外来や入院患者の精神支援や疼痛評価などを行っています。
また、院内のクリニカルラダー研修の講義を行い、緩和ケアの質の向上を目指しています。
今後は、他職種と連携を図りながら、「がんになっても安心して生活出来る」地域に密着した病院となるように活動していきたいと思います。そして、これからも患者・家族の価値観を大切にし、最後まで希望を持って、その人らしく過ごせるように支援させていただきたいと思います。

皮膚・排泄ケア認定看護師 土田 絵美

皮膚・排泄ケア認定看護師とは、「創傷ケア(褥瘡を含む)」「ストーマケア」「失禁ケア」の3つの分野にわたり専門的にケアを行なう看護師のことをいいます。
私は現在、院内の褥瘡対策委員会のメンバーとして、褥瘡予防を目指して体圧分散寝具の選択やスキンケアを行っています。患者さんが安全で安楽な入院生活が送れるよう、病棟スタッフとともに実践しています。
また、毎週金曜日にスキンケア外来を行なっています。日常生活の上で困っているストーマケアや、褥瘡におけるケア方法について、患者さん1人1人の状態に合わせて情報提供を行なっています。今後も患者さんが安心して日常生活が送れるよう支援していきたいと思っています。

特定行為研修修了者(呼吸器関連3科目・動脈血ガス分析修了) 古澤 佳枝

2025年問題にむけて、看護師特定行為研修制度が制度化されました。私は、自治医科大学の看護師特定行為研修センターの第1期生として研修を修了してきました。この研修制度は始まったばかりで、これから研修修了生がどのように活動していくのかまだ手探り状態であるのが現状です。「特定行為」というとどうしても医行為ができるという行為自体に注目されがちです。しかし私は、自分の修了してきた分野のスキルを行うだけでなく、チーム医療が円滑に行えるための存在としての役割も大きいと考えています。まだ認知度の低い研修制度ではありますが、少しずつ活動の場を広げていけたらよいと思っています。
 まずは、患者様の安全第一を最優先にこの制度が軌道に乗れるよう、院長・看護部長はじめ皆様方のご指導をいただきながら頑張りたいです。