当院の看護を知る

外来部門

当院の外来診療科は、19科。1日平均外来患者数は650人です。
一般診療を行っている科のほか、ストーマ外来・もの忘れ外来など認定看護師が担当していたり、母乳外来など助産師が担当する外来もあります。
外来看護師は、患者さんに満足いただけるよう「目配り・気配り・心配り」を心掛け、笑顔で看護していきます。病棟・地域医療連携など多職種・他部署と協働、連携を強化し、患者さんの情報共有につなげ、看護の質の向上に努めたいと思っています。

救急科・HCU

救急科では、二次救急医療機関として、内科系・外科系疾患ばかりでなく、脳卒中や循環器疾患・消化器疾患など24時間の救急診療に対応しています。約7,500人の救急患者の半数以上の3,800人が救急車搬送となっています。
HCUでは、救急科と連動し、主に重症患者や心臓外科・脳外科などの手術患者の受け入れをしています。様々な疾患を持つ患者さんに対し、安心して治療に専念できるよう高度な医療技術と質の高い看護の提供を目指しています。

中央施設部門

中央施設部門では、手術室、中央材料室を担当しています。手術室は5室あり、外科・脳神経外科・整形外科・心臓血管外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・眼科・形成外科と多岐にわたる手術を行っています。2017年4月から、開心術も開始しました。安全で、患者さんの不安を少しでも和らげるような周手術期看護を目指し、スタッフ一同団結して頑張っています。

2A病棟

2A病棟は、呼吸器内科、腎臓内科の病棟で病床数は29床です。呼吸器内科では、人工呼吸器を必要とする急性期から、喘息、COPDなどの慢性疾患、肺がんで化学療法を受ける患者さんのケアを行っています。また、腎臓内科では、シャント造設、透析導入患者さんの支援を行っています。常に患者さん・ご家族の思いに寄り添い、専門的知識に基づいた、安全で質の高い看護の提供を目標としております。

地域包括ケア病棟(3A病棟)

地域包括ケア病棟は、急性期の治療が終了し、退院準備の期間の患者さんが入院している病棟です。在宅や転院、施設入所など退院先はいろいろありますが、安心して自宅にも退院できるように、多職種との連携を図り退院準備、看護(介護)ケアをしております。また、治療の場から在宅への生活に近づけるため、2019年後期より介護福祉士を中心として院内デイサービスを開始しています。

3B病棟・SCU

3B病棟は、脳神経外科・神経内科の41床とSCU(脳卒中ケアユニット)3床の混合病棟です。
脳外科医と脳卒中専門医、認定看護師と連携を図り、24時間の緊急体制を構築しています。また、他職種連携によりMSW・退院調整看護師も含めてカンファレンスを行い、急性期治療とリハビリ、回復期リハビリ病院や療養型病院への転院、退院後の在宅医療へと繋げていきます。

3C病棟

3C病棟は、整形外科、総合診療科、内分泌代謝科の混合病棟です。整形外科は、骨折、脊椎疾患、各種人工関節置換術及びリハビリを行っています。大腿骨頸部骨折地域連携パスで、近隣の5病院と連携し、紹介・転院を行っています。総合的な診療を必要とする総合診療科、専門医による診療を行う内分泌代謝科においても、スタッフ一同、患者さん・ご家族から信頼と好感をもたれる丁寧な接遇をし、看護を提供しています。

4A病棟

4A病棟は、消化器外科・内科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、婦人科をメインとした外科系の病棟です。
また、科を問わず、緊急入院患者を受け入れ、急性期看護を行っています。
毎日、手術がたくさんあり、入院患者さんも多いため、安全で安心な療養環境を整え、患者中心の看護を提供することを心掛けて、日々看護をしています。

4B病棟

4B病棟は、病床数39床で、消化器内科、眼科、小児科の混合病棟です。
消化器内科は、精密検査の短期入院や、急性期疾患から慢性期疾患、ターミナルまで患者層は幅が広いです。眼科は白内障の手術が主で、3日間の入院がほとんどです。
小児科は肺炎や胃腸炎、川崎病等様々な疾患です。0歳から100歳以上まで年齢も幅が広いです。
どの患者さんや家族にも笑顔で丁寧に、寄り添った看護ができるようにしています。また、医師や多職種とのカンファレンス等連携し、チーム医療の強化に努めています。2018年から産後ケアも受入れています。

4C病棟

4C病棟は、心臓カテーテル・ペースメーカー埋め込み・不整脈や心不全の検査や治療を行う循環器内科、心臓血管外科手術前後を中心とした循環器の急性期病棟です。
患者さんとご家族の立場に立って、生活に視点を当てた看護を目標としています。
患者さんの安全を守るために、チームで事故防止に取り組み、多職種で連携を図っています。