眼科
スタッフ紹介
- 氏名
- 今泉 敦志(いまいずみ あつし)
- 役職
- 眼科部長
- 出身大学・卒業年
- 昭和大学・平成10年
- 専門分野
- 眼科全般、外眼(手術)
- 資格
- 日本眼科学会専門医、身体障害者福祉法指定医(視覚障害)
- 患者さんへ
メッセージ - チーム医療のもと、患者さん1人1人の症状に合わせて最善の治療を心がけていきます。
- 氏名
- 今井 康久
- 専門分野
- 白内障(手術)、眼科全般
- 資格
- 眼科統括医、医学博士
- 氏名
- 江里口 敦子
- 専門分野
- 眼底精密検査、黄斑疾患
- 資格
- 佐野市民病院、造影検査、レーザー治療
- 氏名
- 笠井 龍一郎
- 専門分野
- 外眼(手術)、斜視・弱視(小児)
- 資格
- 草加市立病院 医長
- 氏名
- 坂井 栄一
- 専門分野
- 網膜硝子体(手術)、緑内障(手術)
- 資格
- 草加市立病院 医長
- 氏名
- 高 望美
- 専門分野
- 眼科全般、緑内障
- 資格
- 阿久津眼科、レーザー治療
- 氏名
- 中島 佑至
- 専門分野
- 糖尿病網膜症
- 資格
- 三郷中央病院、内科認定医
外来スケジュール
科名 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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眼科 (予約のみの場合があります。) |
今泉 | 今泉 | 今泉 | 一般外来 | 今泉 |
今泉 | 今泉 |
一般外来 |
一般外来 | 一般外来 |
※ (表内水色部分)は、午後の部になります。
※代診の医師については、お電話にてご確認ください。
午前の部 |
<受付時間> 初診/午前8:30~11:00 再診/午前8:00~午後4:00 <診療時間> 午前8:45~午後0:30 |
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午後の部 |
一部診療科を除き予約診療となります。 |
科の紹介
当院では、患者さんの症状や疾病に応じて、曜日ごとに各々の専門医師によるチーム医療のシステムを取り入れています。受付や電話にて相談の上、ご希望の医師の予約をお取り下さい。当科の全眼科医は、他病院や施設での医長や院長も兼務しており、経験豊富ですので、一般眼科診療はもちろんセカンドオピニオンとしてもご利用ください。
また、視能訓練士が常駐しており、一般的な眼科検査だけでなく、専門的な眼科検査(斜視・弱視・小児検査・ロービジョン)も行っております。
基本方針
専門医師によるチーム医療で幅広い疾患の患者さんに満足度の高い治療を目指していきます。
治療に際しては、医師や視能訓練士など、スタッフ一同が患者さんやご家族の方のお話を良くお聞きして充分に話し合い、安心して治療を受けられるよう心掛けています。
治療についてお困りのことがあれば、遠慮なくおたずねください。
診療実績
手術実績(平成26年度) | |
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①白内障水晶体再建術 | 491件 |
②硝子体切除術 | 1件 |
③結膜腫瘍摘出術 | 1件 |
平成26年度 | 平成27年度 | 平成28年度 | |
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月延在院患者数 | 1,108 | 996 | 1,058 |
新入院患者数 | 485 | 475 | 446 |
退院患者数 | 491 | 475 | 446 |
外来患者数(新患) | 1,125 | 963 | 683 |
外来患者数(再来) | 8,186 | 8,340 | 8,883 |
紹介率 | 37.4% | 52.7% | 51.6% |
逆紹介率 | 21.8% | 37.7% | 34.2% |
眼科外来について
診察室
患者様の目の症状により、医師がさまざまな診療を行います。
視力検査
視能訓練士による視力検査を行います。そこで患者様の視力や屈折値(近視・遠視・乱視)を調べます。
眼鏡外来・ロービジョンも行っております(毎週火・木PM)
視野検査
緑内障などの視野欠損がおこる目の病気の検査になります。
見える範囲に視野欠損が無いか、また進行度合いを調べる検査です。
視野の全体像を調べるゴールドマン視野計、視野の中心部を調べるオクトパス視野計があります。
眼底検査
医師による目の奥の検査と機械による目の検査があります。
眼底カメラは眼球の奥の網膜・神経・血管などの写真を撮影します。
OCT(網膜光干渉断層像)は網膜のむくみや剥離などを断層状に切ってみることができます。
※眼底検査は、目の奥をより詳しく診療するため、散瞳という瞳(ひとみ)を開く検査を行う場合があります。眼底検査用の目薬をさすと4~5時間程度まぶしさやピントの合いにくさを感じます。
眼底検査を行う場合、ご自身での運転はせず来院してください。
手術について
<白内障手術>
当院にて白内障手術は1眼ずつ2泊3日で行います(1日目入院、2日目手術、3日目退院)
<網膜光凝固術>

糖尿病網膜症や、網膜裂孔(網膜に穴が開くこと)などの治療に使用します。網膜症の場合、進行程度によって数回に分けて行います。手術扱いになりますが、入院の必要は無く眼科外来で治療が可能です。
<硝子体手術>
新生血管(もろく出血しやすい血管)が破れて大きな出血を起こした場合や、網膜が剥がれる網膜剥離を起こした場合に硝子体手術が必要になります。硝子体手術の場合、入院の必要があります。術後の視力の回復は、網膜の傷み具合などにより差が出る事があります。
<後発白内障手術(YAGレーザー)>

白内障手術後、数ヶ月~数年すると手術前のような「まぶしく感じる」「かすんで見にくい」状態になる事があります(白内障手術患者の約2割の方におこると言われています)。これは、後発白内障と言われるもので眼内レンズの後ろ側に濁りが出るために起こります。後発白内障は、入院の必要はなく眼科外来でYAGレーザーを使って濁りを取ることができます。
視能訓練士から
<眼鏡について>
当院では、眼鏡外来も行っております(火・木PM)
眼鏡では、プリズム眼鏡処方などの特殊な眼鏡処方も行っております。
また、ロービジョン(ルーペ・拡大読書器など)も行っております。
まずは、眼科外来受診の上ご相談下さい。
※眼鏡外来は、当院眼科に受診されている方に行っております。
<こどもの弱視について>
弱視とは、眼から脳へ映像を伝える伝達回路が正常に発達していないため、網膜にピントがあっても鮮明な映像を認識できず、眼鏡をかけても物を正確に見られない結果、視力が発達しない状態をいいます。視力の発達が抑えられている期間の長さや程度によって、良くなる場合とならない場合がありますが、3歳くらいまでに見つかると、治る可能性が高くなります。弱視治療は視力が完成する6歳までに行わないと、その後の治療では視力が出にくくなるため、早期に発見し、治療することが大切です。
まずは、病院で視力検査を受診されることをおすすめします。3歳頃になると視力検査等が可能になるため、屈折値(遠視・近視・乱視)の状態や視力の発達状況を知ることができます。
視覚機能は6~7歳までに発達し、ほぼ完成します。生後間もない子どもの視力は0.02~0.03、1歳で0.1程度、その後はゆるやかに発育し4~5歳で1.0、6~7歳で大人と同じ視力になります。 視覚が発達する段階では子どもはものが見えにくい状態が普通であると認識しているため、子どもが「見えにくい」と自覚し、周囲の人に訴えることはまれです。弱視治療は視力が完成する6~7歳までに行わないと、その後の治療に大きく影響します。
初診時には視力や眼底検査などの一般検査を行い、今後の治療方針を決めさせていただきます。 弱視治療では、まず弱視の原因が何かを詳しく調べたうえで、最適な治療を行います。眼鏡をかけるだけで良い場合やアイパッチ訓練を行う場合、また手術が必要な場合もあります。治療に際しては、医師や視能訓練士などスタッフ一同が患者さんやご家族の方の話をよくお聞きして十分に話し合い、安心して治療を受けられるよう心掛けていきたいと思います。
弱視・斜視・先天性白内障術後で屈折矯正を必要とする9歳未満の小児の場合、治療用として使用する眼鏡・コンタクトレンズ代の補助を受けることができます。ただし、被保険者証等により被扶養者であること及び申請時に9歳未満であることが条件となります。